1月22日にカンベンガ・マリールイーズさんと対談させていただきます。

■ 「平和を創る!」
 佐藤栄佐久&マリールイーズ対談

 ・日時: 2011年1月22日(土)13:00~16:00
 ・会場: 福島県教育会館 大ホール
     福島県福島市上浜町10-38 
 ・参加費: 500円
 ・主催:ふくしま WAWAWA -環・話・和-の会
     連絡先:080-5563-4516 (佐々木慶子)

マリールイーズさんは1993年、ルワンダから青年海外協力隊現地協力員として研修のため1年弱、福島県に滞在されました。それからルワンダ帰国直後に勃発した激しい内戦と虐殺を家族で奇跡的に逃れ、また福島県にたどり着きます。

知事だった私の元には、滞在期間も切れ、現状日本では難民として摘要できる法律がないので、帰国させるしかない、という報告がきました。

わたしの政治信条の原点には、ナチズムに対する深い嫌悪感があります。特に虐殺は許されざる行為であると。
ですから、帰国したら、そのまま殺されてしまう可能性が非常に高い状況の母国に帰すわけにはいかない、と瞬時に思いました。
「帰してはならない」
とだけ指示を出したことを覚えています。

その後、県の職員の折衝、外務省の配慮をいただき、マリールイーズさんは福島県にとどまることが出来ました。

ルワンダという国はほとんどの方は、あまりご存じないのではないでしょうか。
また、知っている方も、虐殺の国という印象をお持ちではないでしょうか。

マリールイーズさんは、教育の充実こそ悲劇を繰り返さないための要諦と考え、母国に学校を建設される傍ら、「内戦」を超えてルワンダの国と文化の魅力を伝え、日本とルワンダの橋渡しをされる活動を行っています。

平和と教育の大切さについて、お話できることを楽しみにしております。

ぜひお越しください。

コメント(0) 佐藤栄佐久