お知らせ

5月3日(月曜日・祝日)、福島県石川郡古殿町「越代の桜まつり」でお話させていただきます。

“越代のさくら”と町史跡探訪
特別歴史講演

「古殿の歴史を訪ねて」

 古殿町公民館にて
 午後2時~
 入場料は無料です。

古殿町に草庵を構えた親鸞の孫・如信上人や、脱藩して当地を訪れた頃の吉田松陰の心情についてお話させていただく予定です。

4月29日現在 越代の桜はまだまだつぼみの状態とのことですが、
皆様のご来場をお待ち申し上げております。

主催:越代の桜 観桜・町史跡探訪記念講演会開催会

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3月20日(土曜日)、先月に引き続き“いわきフォーラム90”主催の講演会でお話させていただきます。
特別講演会
「地方自治を語る<第2弾>
 『原発問題と地方自治』」

 いわき・らら・ミュウ 2階研修室にて
 午後1時30分~3時30分
 入場料は無料です。

詳しくはいわきフォーラム90のページをご覧ください。

また前回平成22年2月7日の講演の抄録を「日々の新聞」に掲載いただきました。転載させていただきます。

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「言論が一つの色になってしまう危うさ」

前福島県知事 佐藤栄佐久

昨秋に「知事抹殺」を出版し、県内5か所で集まりを持ちました。そのあと、民主党・小沢一郎幹事長の問題が想像以上の展開を見せました。結果的には不起訴になりましたが、マスコミは検察の流れをこと細かに追い、逮捕されてもいないのに小沢さんが犯罪者でもあるかのような扱いをしました。このマスコミのあり方は、私の問題とも絡んでいます。その報道は、つねに検察が正義なのです。

しかしネットになると様相が変わってきます。必ずしも検察が正しいわけではなく、小沢さんを支持する声が多いようです。わたしのブログでの発言も共鳴・共感を持つ人が多く、かなりのコメントが寄せられています。世論が違うんです。

会津若松での会に来てくれたビデオジャーナリストの神保哲生さんによると、原口総務相がクロスメディアの禁止を明言したそうです。「プレスと放送が密接に結びついて言論を一色にしてしまえば、そこには多様性も民主主義の下である批判も生まれない」という理由からです。

ドイツではナチス政権下で政治による国家的一元放送が行われたことを反省し、戦後にマスコミを州ごとに分割したそうです。全体主義に陥らないよう、自ら血を流したわけです。

県内をみてみます。福島、郡山などの場合、地方紙を読むには福島民報か福島民友だけです。しかしいわきの人たちはいろいろな新聞を読んでいます。団体も個性豊かです。個性がある団体が多いということは多様性があるということで、とても重要です。

東電問題のとき、幹部が「あるところを抑えてしまえば大丈夫。株主総会は乗り切れる」と言っていた、という話を聞いたことがあります。さまざまな考えを持っている団体が多ければ、そう簡単にはいかないわけです。

これまで青年会議所活動をはじめ、参議院議員、知事として複数主義(富士山型ではなく八ヶ岳方)、新地域主義を標榜し、東京一極集中や原発、道州制に異議を唱え、地方分権を訴え続けてきました。政治家や首長というのは、哲学や理念を持つことから出発します。それが政策になって国や行政が進んでいくものだと思っています。ですから知事時代には、事態が混乱することがあったとしても職員が自信を持ってやれるようにし、自分の理念や哲学を貫き通してきたんです。

ある地域のリーダーが「われわれはお上の言うことを聞いていればいいんだ」と言いまし
た。そうでしょうか。いま、日本は全体主義に向かって突き進んでいます。よこしまな権力はそのままにしておいて何かが起こったとき、一番不幸なのは国民です。その種をつぶしていくには、市民と自治体が心を一つにしてそれを監視し、闘っていくことが大事です。「このまちをどうしていくのか」というとき、力が発揮できるのは地方自治体と市民なんです。

ヨーロッパなどではつねに、血を流して民主主義を勝ち取ってきました。歴史的にドイツとフランスの主導権争いにまきこまれた、ストラスブールもそうでした。セルビアもモンテネグロも。日本には残念ながらそれがありません。

いまこそ、民主主義、人権をは何かをもう一度考える必要があります。

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コメント(4) スタッフ

★現在発売されている
岩波書店「世界」2月号
 斎藤貴男氏執筆の連載記事
 「『民意偽装』 第6回 浸透する原発政策」
にインタビューが掲載されています。
ご高覧頂ければ幸いです。

★2月7日、「いわきフォーラム90」が主催される講演会でお話させていただきます。
特別講演会
「『地方自治』を語る
 -「知事抹殺」からみえてくるもの -」

 いわき市文化センター4階大会議室にて
 午後1時30分~3時30分
 入場料は無料です。

詳しくはいわきフォーラム90のページをご覧ください。

コメント(3) スタッフ

2010年1月 1日

謹賀新年

2010年、謹んで新年のお慶びを申し上げます。

知事を辞してから3年、昨年は著書を出版し、
その後のつどいを通じて、また皆さんとも触れ合うことがかないました。
本ブログの開設も含め、ようやく再始動ともいえる1年になりました。

合併しない宣言で有名になった矢祭町へ講演によんでいただいた際には、
「矢祭町では、疑っている者はいない。
 皆信じているのだから、一切事件のことについては触れなくいい」
というご依頼の言葉で、何物にも代えがたい応援と支えをいただいた思いでした。

ブログには開設以来多くのメール、応援コメントを頂きました。
心より御礼申し上げます。
いわきのつどいに参加された方からのメールを紹介させていただきます。

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いわきのつどいに参加させていただきました。
私は、福島県民の一有権者であり、佐藤栄佐久さんを応援する一いわきの市民です。
栄佐久さんのお元気な姿を拝見し、私自身の心がなぜかホッとしました。

会場にはいろいろな方が見えられていました。その方々を見ていると、私のように新聞の広告でつどいの案内を見て、会場に来た人ははたしてどのくらいいるだろうか。皆さん、地位のある方で応援する気持は一緒でも場違いのような気持ちになり、少々照れくさい気持ちになりました。
しかし、勇気を絞り栄佐久さんと勇気づけの握手をしてきました。

 私は、栄佐久さんの人間性を新聞やテレビでしか知りません。知りえる立場にもありませんでした。しかし、顔は人を表す、通り、正義感の強く真の政治家と思っていました。知識があり知性豊かで、決断力があり親分肌で、思いやりがあり情熱豊かな人と思っていました。まさにその通りだと感じました。200万の県民のため、しいては国のために全身全霊注いできた人が、県民を裏切ることなどできるわけありません。信念を晴らすべくぜひ勝利を勝ち取っていただきたいと思います。

しかし真実に迫れば迫るほど邪魔する人もいることは確かです。その邪魔を打ち消す私のような一般市民がたくさん出てくることを切に願いたいと思います。

「がんばってください、栄佐久さん」
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ありがとうございました。胸に刻み戦いに臨ませていただきます。

本年は、裁判の第三ラウンドが始まります。
最高裁での上告審の準備を既に弁護団の先生方と共に進めています。

3年間、私が社会から隔絶されている内に世界では激しい変化が進行しています。
本年も自身の戦はもとより、経験を踏まえて少しでも社会に資する活動をしていきたいと考えておりますのでよろしくご指導の程、お願いいたします。


コメント(3) 佐藤栄佐久

一昨日をもって、福島県内4か所、「出版記念のつどい」が終了した。

告知もほとんど出来ない中、思いのほか多くの方々が集まってくださった。

終わってから、何通か、激励のメールもいただいた。
懐かしい顔にも久しぶりに会い、また今まで接点の無かった方からも
直接声を伺うことができて、これからの戦いにおいて大変心強く、力を頂いた思いだ。

発起人の方々、御来場の方々、本当にありがとうございました。

また私自身では、思いもつかぬ質の高い分析をして下さった、
手嶋龍一氏、宗像紀夫先生、神保哲生氏、下村満子氏、阿部重夫氏、
聴衆の一人として、勉強させていただいたことも非常に多い。

講師の先生方にもご多忙の中、福島県まで駆けつけていただき感謝の言葉もない。
ありがとうございました。

また、手弁当で御手伝いいただいたスタッフの皆さまにも
御礼申し上げます。

慣れぬイベントで、本ブログの若干滞ったが、
イベントの報告等も含め、また更新を続けていきますので
御高覧の程、よろしくお願いします。

コメント(0) 佐藤栄佐久

先日、郡山で行われました「知事抹殺」出版記念懇親会につづき
福島県福島市、会津若松市、いわき市で有志の方々による「佐藤栄佐久『知事抹殺』出版記念 励ましのつどい」が開催されます。
各界で活躍中の方にもゲストとして御講演いただきます。

☆いわきのつどい【終了】
12月16日(水)午後1時より
いわき市 パレスいわや
講師:阿部重夫氏(ジャーナリスト・月刊FACTA編集長)
会費:3,000円(本代も含む)


☆福島のつどい【終了】
11月28日(土)午後1時より
福島市 ホテル辰巳屋 8階
講師:手嶋龍一氏(外交ジャーナリスト・作家)
   宗像紀夫氏(主任弁護士・元東京地検特捜部長)
  ◎両講師の熱のこもった講演とともに
  ◎立ち見が出るほどの盛況にて、「福島のつどい」無事終了いたしました。
  ◎御来場の皆様、ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

☆会津のつどい【終了】
12月7日(月)午後2時より
会津若松市 ルネッサンス中の島
講師:神保哲生氏(ビデオジャーナリスト)
   「物言う知事はなぜ失脚させられたのか
    ~メディア構造問題と刑事司法の関係」
   友人としてジャーナリストの下村満子氏も駆けつけてくださいました!
  ◎盛況にて、「会津のつどい」無事終了いたしました。
  ◎御来場の皆様、ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

コメント(2) スタッフ

マル激トーク・オン・ディマンド 第445回
「物言う知事」はなぜ抹殺されたのか


控訴審判決記者会見の直後、ビデオニュース・ドットコムさんより、弁護士の郷原信郎氏ジャーナリストの神保哲生氏と鼎談をしないか、というお話を頂いた。

恥ずかしながら今回初めてその存在を知ったのだが、ビデオニュース・ドットコムは報道の本分を全うすべく神保氏が主宰しているインターネットの放送局だ。
 
本ブログでも先日紹介したが、郷原氏は私の事件に関して、常に公正でバランスのとれた記事を発表してくださっている。
直接お話しできる最良の機会と思い、一も二もなく承諾させていただいた。私自身は細かい法律論は元より疎く、説明に当たっては歯がゆい部分も多々あったのだが、郷原氏には今回、判決について「換金の利益」という奇妙な概念、このような矛盾を孕む判決にいたった裁判官の感覚、人間とコストを投入しすぎて退くに退けなくなった検察内部の杜撰なロジックといった点含め非常に明快に分析いただいている。

会場の郷原事務所に向かう車中で知らされたのだが、エネルギー問題の専門家、飯田哲也氏もいらっしゃったというのもうれしいサプライズであった。
飯田氏は県が2001年「エネルギー政策検討会」を作って研究を始めた時、「新エネルギー」の観点から講師としてお話を伺った人である。
事件に至るひとつの可能性として、私と国・原子力業界との対峙の姿勢を描く趣向だったのだと思うが、町村を疲弊させる麻薬のような国のエネルギー政策について、久しぶりに語らせていただいた。

C02削減と自然エネルギーの関わりが主要課題の一つである今、飯田氏は既に各所で大活躍だが、氏の重要性は今後も高まっていくことは間違いない。

少し話はそれるが、今押しも押されもせぬ自然エネルギーの権威となった飯田氏に早くから着目し、講師をお願いした県庁スタッフの着眼は素晴らしかった。
今回、飯田氏に高く評価いただいた「福島県エネルギー政策検討会 中間とりまとめ」の質の高さとわかりやすさは、中央官庁の前例主義官僚達ではとても実現できるものではない。県庁職員が一丸となって「地方」の持つ底力を示した好例である。一緒に苦労してくれた職員を誇りに思う。

今回の番組はくだけた会話での分かり易い、ニュース・コメンタリー含め、伝えるべき事実を伝える、隠された真実を伝える、というジャーナリズムのあるべき姿と気概を見せられた思いだ。

控訴審判決後、動画でも触れられているように一部の新聞を除き、ほとんどのマスコミが判決の内実を語らず有罪という表面のみ浚っている。先日の記事にも書いたように、個々の記者レベルでは「実質無罪」にせざるを得なかった判決の意味がわかっているのだ。実際に接していてわかるが末端の記者は非常に優秀な方々が多い。

それが紙面になるとき、なぜ歪むのか。デスクが…上層部が…という声も聞く。政治家は叩くべきもの、というステレオタイプな姿勢こそが、まさに検察が虚構を作り上げる基礎として利用されていることに気付く「デスク」はいないのだろうか。

そんな大勢の中、私の生の声を伝える場を設けていただき、非常にありがたく思う。

スポンサーに頼らないメディアのため本動画も視聴は有料だが、ぜひ御高覧頂ければ幸いである。

コメント(1) 佐藤栄佐久

「知事抹殺」出版記念会で出席される方へのサイン本に 『耐雪凌霜』 と書いた。

2009年9月27日に福島県知事を辞職してから3年になる。

『国策捜査ではないんですか』
と叫ぶ記者の声を後ろに聞きながら、18年間の幕を閉じるにはあまりに短い記者会見を終え会場を出た。

この3年間はあっという間に過ぎ去った。

30年前、私は参議院議員に立候補して落選、県内 4000集落をこつこつと回っていた。

会津地方の湯川村の旧家で話をしている時に『耐雪凌霜』と揮毫してある古い扁額が目にはいった。聞けば戊辰の戦争の際、撤退する侍に宿を提供したお礼に書いてもらったものだと言う。
郡上八幡の援軍が戊辰の時会津に来て、その隊の名前が『凌霜隊』だったと後で知った。
その一人が書いたのではないかと推察する。

私は浪人中の自分の気持ちにぴったりの言葉として色紙等に揮毫していた。

この3年間も同じ気持ちだった。

あり得ない事実で起訴、私の最も嫌う人物像に仕立て上げられ、そして、一審で証拠は吟味されず、有罪判決が出た。執行猶予がつき、追徴金もない。
裁判官は検察のいい加減な調書を踏まえた大岡裁きのつもりだったのだろう。

しかし、有罪だ。事実がなかったことは私が一番よく知っている。

私がこの理不尽な判決に声を上げず、政治家はどんなに清廉に見えても、所詮、皆金銭が絡んで汚い者だというステレオタイプを許してしまえば、日本という国は虚無主義に陥る

そのような近親者の言葉に、私は戦いの継続を決めた。

無私を政治信条とする私を県民も理解し、支持してくれてきた。
ここで終ることは、18年間、そして今も支持してくれる人々への裏切りになる。

法廷での戦いは2つ目のラウンドを終え、今この原稿を書いている時点で、控訴審の判決を待っている。

そして、拙著「知事抹殺」を出版し、この事件は一体何なのか、という事実を世に問うた。
沢山の方が出版記念会に出席してくれる。早速読んでくれた友人が手紙をくれた。

『耐雪凌霜』の気持ちで私とともにじっと堪え、
支援してくださっていた事は、言葉にできないほどありがたい。

皆様に、この場で改めて御礼を申し上げます。

戦いは現在進行形だ。
全てを失った私の新たな足場として、ここにブログを開設させていただくことにした。
拙い文ではあるが、拙著に引き続き、この場で私の考えと事実を綴っていこうと思う。

コメント(1) 佐藤栄佐久